たいらく矯正歯科は横浜市戸塚区の「歯列矯正専門医療機関」です。最新の厳しい認定基準である「日本歯科専門医療機構 矯正歯科専門医」および 「日本矯正歯科学会認定医 臨床指導医」を取得しております。 また「顎変形症 顎口腔機能診断施設」「障害者自立支援指定医療機関」「日本矯正歯科学会臨床研修機関」にも指定されています。
来院される方が安心して治療を受けることができるために、「歯列矯正専門医療機関」の基準を持つことは、矯正歯科を選択する上での大変重要な判断基準となります。
日本歯科専門医療機構認定「矯正歯科専門医」とは、2024年9月より開始された、厚生労働省管轄である 日本歯科専門医療機構 が認定する新たな制度です。
過去には「国が定める矯正治療の基準」が存在せず、一般歯科医による矯正治療技術のばらつき、自由標榜制、アルバイト矯正歯科医による治療、認定資格の乱立など、様々な問題が頻出していました。
そこで、患者様にとってわかりやすく矯正歯科をお選び頂けるよう、矯正治療に一定の基準を設けるため、厚労省、専門医機構、歯科医師との約20年間におよぶ議論や検討を経て、日本歯科専門医療機構が認定する専門性資格として、この新たな矯正歯科専門医制度が発足しました。
この「矯正歯科専門医」としての認定基準は大変厳しく、適切な研修履歴(大学矯正科などに5年以上)、症例審査のほか、筆記試験、口頭試問、さらに継続的な研修など、高いレベルでの基準を満たした者に与えられます。
日本矯正歯科学会の「臨床指導医 (旧 専門医)」制度は、高いレベルの制度として、国際的視野をもって矯正歯科医療の発展に奉仕すると同時に、日本矯正歯科学会の「認定医」「専門医」をめざす歯科医師の育成と臨床研修をサポートできる者を認定することを目的に、2006年に設立されました。
その後2019年(令和元年)8月に「日本矯正歯科専門医機関」が設立され、新たに「日本矯正歯科専門医」の認定制度が発足し、従来の日本矯正歯科学会の「専門医」は「臨床指導医」へと名称が変更されました。
日本矯正歯科学会「臨床指導医(旧専門医)」の資格は、日本矯正歯科学会「認定医」資格を取得した上で、臨床試験として症例の提示と試問審査に合格、さらに学術大会においてこれらの症例報告を行った者に与えられます。
審査は厳正に行われ、症例の治療結果も極めて厳格に評価されています。その取得には高い技術レベルと豊富な経験、そして深い専門知識が必要です。認定医を取得後にチャレンジする、高度な専門性を必要とする資格になります。
2025年3月現在、日本矯正歯科学会の会員は約7,700人、そのうち認定医は約3,300人、臨床指導医(旧専門医)は約350人となっています。
日本矯正歯科学会における認定医制度は、矯正歯科医療の水準を維持・向上させ、適切な医療を提供することを目的として、1990年に創設されました。
この「認定医」の資格は、学会が認定する大学病院や矯正歯科医療機関において5年以上の臨床経験を積み、学会発表などの学術的活動を行った上で、矯正歯科の基礎的な技術と知識を備え所定の審査に合格した者に対して授与されるものです。
認定医は、矯正歯科医として最初に取得する専門的な資格であり、高度な専門性と責任を担うための第一歩と位置づけられています。
当院院長・平久忠輝は「アングル矯正歯科医会」の正会員です。
アングル矯正歯科学会( The Edward H. Angle Society of Orthodontists)とは、米国を中心とした矯正歯科専門医のための学会で、歯科矯正のスペシャリストが世界中から参加する国際的な学会です。入会には厳しい診査がありますが、新しい治療技術や情報を得ることができるだけでなく、毎年治療を終えた症例を審査されるので、診療のレベルアップにもつながります。
現在日本人会員約30名のうち、平久院長の所属する南カルフォニア支部(ロスアンジェルス北部のパサディナ市)には14人の日本人正会員がおり、毎年学会に参加して発表しています。パサディナ市は、矯正歯科の先駆者である Dr. Edward H. Angle が開業していた場所です。
平久院長は2004年に初めてゲストとして大会に参加して以来、自身で治療した5症例を報告、審査を経てAffliate member (準会員)となりました。その後、10症例の報告、口頭発表、口頭試問、論文発表に合格しRegular member(正会員)になりました。